暗示を使ってほめる訓練とは
暗示を使ってほめるとは
人間行動学指導科2(旧リーダー感覚コース)では、暗示を使っていくケースがあります。
暗示というと、まやかしのような感じに受けとられるかもしれません。実際にはそういうたぐいのことはありません。少しご説明いたしましょう。
暗示とは相手にイメージをわかせること
暗示といっても、そんなに難しいことではなく、要するに相手にイメージがわくように話すということです。
イメージというのは、非常に強い説得になるし、強い動機付けにもなるのです。
たとえばテレビを売る人は、テレビを買うとどんな幸せが得られるか具体的なシチュエーションのイメージが浮かぶように話せと言われますね。
ジャパネットたかたの高田社長は、テレビ通販で液晶テレビを売るときは「家族みんなが集まって見る」ということを盛んに唱えるそうです。
家族が集まる楽しさを想像させると、売り上げがとたんに伸びたのだとか。これもひとつの暗示なのです。
ですから、人をほめるときも、このような空想を浮かばせる暗示をうまく使うとよいのです。その例を示しましょう。
高校生の息子を指導したケース
Aさんの高校生の息子さんは、英語を熱心に勉強していました。
そのかいあって、成績が向上したので、それをほめたところ、前よりも熱心に勉強するようになりました。
Aさんは、さらに手を打っています。それが見事でした。
洋画が大好きな息子さんに、こう言いました。
「好きなセリフや曲名から、英語の使い方が学べたらおもしろいだろうね」
「それを友達に教えたら(友達は)驚くだろうね」
勉強は、興味をもって、楽しんでやらないかぎり続きません。義務でやっているものは疲れて、挫折しがちです。
ですから、好きな洋画を題材にして勉強するのは、たいへん効果があります。
それに加えて、「友達にそれを教えたとき、友達から称賛される」姿が、息子さんの脳裏にイメージとして浮かんだはずです。これは巧妙な暗示といえます。
そうやって、楽しいことやうれしいイメージがいつでも浮かぶように指導してあげる――これが正しい教育の姿だと私は思います。
リーダー研修:人間行動学指導科2
ほめる訓練や認め方の訓練、さらには暗示効果まで含めたこれらの訓練をやってみませんか?
指導科2のリーダー研修では、課題をお出ししますので、受講生の方に職場やご家庭で課題を実践していただき、さらにその結果を分析・報告していただきます。また、それについて、私のコメントをお返します。
このような講義の進め方は、社会人教育のe-learning大学(横浜にある八洲学園大学)で実践済みです。受講生の方から大きな評価をいただきました。
そこで、これをもっと広めていきたいと考えたわけです。
リーダーのあり方に迷っておられる方は、人間行動学指導科2(旧リーダー感覚集中コース)を受講してみてはいかがでしょうか。
参考資料
必ずしも購入の必要はありませんが、個々のテーマについてより詳しい内容をお知りになりたい方は、拙著をご参考になさってください。入手につきましては、アマゾンなどの書店をご確認ください。
- 『リーダーの暗示学』佐藤直曉著(鳥影社)
- 『リーダー感覚』佐藤直曉著(鳥影社)
『リーダー感覚』は、特に参考になります。また、暗示については『リーダーの暗示学』がよくまとまっています。ただし、こちらは在庫切れのため入手が困難になっています。
お急ぎのかたは当サイトからもお求めいただけます。かぎられた部数ですが、著者所有の在庫を提供しています。
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リーダー感覚コースには、参考資料として『佐藤直曉リーダー育成法~人間を活かすリーダーになれ!』が無料で配布されます。
必ずしもこれに従って講義が進んでいくわけではありません。このテキスト以上の知識提供と実践支援を行います。

人気ブログ『佐藤直曉のリーダー研究所』の2004年12月から2006年3月までの記事から選びあげ、リーダーとして人間をいかに活かすかという視点で再編集しています。
リーダー感覚養成コース紹介のための公開講座
- 毎月1回、リーダー感覚、特にほめる技術について講座を開催しています。リーダーに限らずどなたでも参加できます。
- 指導力をつける方法について説明します
- よきリーダーが身につけるべきほめる技術とは
- 暗示を取り入れてほめるには
- 説得の作法とは
- サブテキストとして、「リーダー感覚」と「リーダーの暗示学」を用います。
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